ゆうべのお月様、
みなさん、ご覧になれたでしょうか。
わたしが住む東京では最初曇っていて見えなかったのですが、
そのうちにぐんぐんと雲が晴れ
みごとな大きな満月を見ることができました。
さて、
うさぎを切ってたら
もうひとつうさぎが登場しない月の切り絵を切りたくなりました。
これは
東京国立博物館にある『李白吟行図』をもとにしたもの。
オリジナルの李白さんは盃を手にしていませんし、
ちょっと(いや、かなりかな?)おデブになっちゃったけどね。
そして李白の有名な漢詩『月下独酌』から
一節引いてきました。
和訳すると
「杯を挙げて名月を迎え」
というフレーズです。