この作品。
ベースの茶色い部分だけは何年か前に切っていたものの
手のひらのなかの鳥を何色にするか
まったく決められずにいました。
鳥の色って実はなかなか難しいのよね。
で、ずっとずっとそのまま放置。
昨年松子が逝ってしまって
ああ、この作品の鳥は松子カラーにしようと思い、
そこから色をつけていきました。
まるで松子のための作品だったみたいなので。
そのために色をつけずにいたみたいだったので。
松子はコザクラインコのノーマルでしたが
特徴的なカラーリングなので
切り絵では(コザクラさんをつくる時以外)
めったにこの色にはしません。
思い入れがありすぎるからね。
タイトルは
「日本の神さまで、美の神様とか芸術の神様って誰だっけ?」
とぐぐっていたら
出てきたのがコノハナサクヤヒメだったのです。
色とりどりの花が芽吹く絵柄だったこともあり
ここから「コノハナサクヤ」というタイトルをいただきました。
松子にもぴったりだし(親バカね)。
そして今日26日は祥月命日です。
何かおいしいもの買ってこようかね、松子。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
ブログ&ギャラリーで紹介している切り絵作品は
原則的に額装のうえ販売いたします。
在庫確認や、大きさや価格など詳細については
当HPのコンタクトページからお問い合わせください。