『わんのゆき』



久しぶりに文字をガッツリ入れた切り絵を切りました。
(昔はよく切っていたんですが
いろいろあって、しばらくひかえていました。
でもまたやろうかな)


賢治の有名な詩『永訣の朝』がモチーフです。
『あめゆじゅ とてちて けんじゃ』
と死なんとする妹に頼まれて
賢治は外に積もる雪を碗で汲んできます。



この切り絵の中にはその詩の一節
「おまへがたべる
このふたわんのゆきに
わたくしはいま
こころからいのる」
……の文字が隠されています。


碗から立ち上がる草にまぎれて
とてもわかりにくいのですが
よろしければ探してみてください。

25cm×25cm額装

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