鬼・小鬼

切り絵《鬼2023》

今日は節分。
明日は立春です。
今年も豆まきを終えました。


節分の切り絵はどちらかというと苦手で
教室やワークショップの図案以外に
積極的に自ら切ることはあまりありませんでした。
それなのになぜか今年は急に
「鬼を切りたい」と思ったのです。


可愛い小鬼じゃなくて
どちらかというと怖い鬼。
闇に浮かぶ黒っぽい鬼。
で、切ってみました、勢いにまかせて。
上の画像ね。
「これ、鬼かな〜?」という気もしなくはないですがww
紅いフレームの額に入れて飾ったらなかなかよいです。
そんなに禍々しくない。


もうひとつ小鬼パターンもつくってみました。
色合いがちょっと地味だったわね。
今度作ることがあったら、
もう少し派手な色合いになるようにします。

切り絵《豆食うな〜》

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ブログ&ギャラリーで紹介している切り絵作品は
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窗花(窓花)



窗花(ちゅあんふぁ・窓花)とは
中国の切り絵(剪紙・せんし)の一種で
灯り取りの窓に貼るものです。


似たようなものは私もこれまでに切っていますが
改めて窗花を切って
貼ってみたくなりました。


玄関の出窓に貼ってみたら
まあ、可愛い。
額やアクリルに入れて飾るのとは違った
素朴さがあります。
またつくろう!


ただ何を使って貼るかが問題。
とりあえず「くっつき虫」を使ってみました。
これなら窓ガラスにも窗花にもあまりダメージがなさそうなので。


色は悪いけど、
拡大したものも載せておきますね。
「福」の字をのっけてる寝そべりウサギです。

わたしの原点


先日の切り絵教室で
私が切り絵を始めるきっかけになった
中国の剪紙(せんし)について聞かれました。
帰宅後、別の用事で作品を整理していたら
なんと、何年ぶりかなあ、
その剪紙が出てきたのです
(どこかにまぎれこんでいて行方不明だったのに)。


20世紀の終わりごろ
香港スターに惚れ込み
彼の喋る言葉を理解したいと中国語を習い始め
中国文化に興味を持ち
両親に無理やりひっついてシルクロードの旅に行き
四川の兵馬俑博物館に行った時に
そこのミュージアムショップで
剪紙切りの男性が切っていた剪紙です。


それまでは剪紙のことなんて全然知らなくて
初めて見て
「きゃー可愛い」と買ってきたのが最初。
上のネズミ(自分の干支)と
下の犬(ダンナの干支 ライオンみたいだ)を買ってきました。


今出してみると、結構大きい。
もっと小さいのかと思ってた。
そして、たいていの剪紙は
表も裏も真っ赤な紙なのですが、
裏は白い、でも薄い紙でした。


こんな時にひょっこり出てくるって
なんだかね。
初心を思い出せってことでしょうか。

教室と、いろいろと

1月の切り絵教室@宝蓮華さん(八王子)は
とどこおりなく終了しました。
2月の教室は個展の準備のためお休みさせていただいて
次回は3月14日(火)です。


1月の教室では色つけをやりました。
切るだけと違って
どこにどの色を使おうかと結構頭を使うので、
いつもに増してみなさん真剣なようすでした。


わたしはといえば、
色つけに使う折り紙が目の前にあったので
ついついこんなことをやってました。生徒さん、ごめん。


折り紙を四つ折りにして
白地に絵を簡単に描いて
ざっくり切ったやつです。荒いけどさ。
……うふ。……かわいい。


実はわたしにはこうなるといいなあと
思っっていることがあります。


それは
「私の作品はすごいの、可愛いの。
みんな見にきて見にきて見にきて!!」
と胸をはって
人の目もひんしゅくもまったく無視して
声を大にして本心から言えるようになること。


作家さんの中には
自分の作品の展示が嬉しくて嬉しくたまらないと
おっしゃる方が少なくありません。
私は実はそこまで言えなくて
本当はいまだにちょっと気が引けたりしています。


そんなふうに言える思えるっていいなあ。
(かといって無理に自分をそう追い込むつもりはないのですが)
少しでもそう思えるようになったら
この幸せ感がさらにアップして
スーパー幸せになるかもねと思っています。
なるかな?なれるかな?


楽しかったので、
家でももうひとつ折り紙を切りました。
可愛い〜〜〜(←これは言えるようになったww)


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