切り絵《red bird》




なんとなくシリーズ化しようかなと思っている
colored bird。
《blue bird》に続いて
《red bird》です。


自分自身がイケイケでないとき
わりと落ちているときに限って
こういう感じの作品ができるみたいです。
無意識に自分で自分を鼓舞してるのかも。
よくわからんけど〜ww

龍とともにお幸せに!


ある友だちからのご依頼で切った龍の切り絵です。
その友だちの莫逆の友への結婚祝いです。


以前、龍好きの彼女(結婚した彼女ね)に
龍の切り絵をご購入いただきました
(無理言ってご購入いただいた気もするが……)。
それは
ブルーの龍のそばにブルーの服を着た女の子が
佇んでいる構図の
《旅立ち》と名付けた切り絵でした。


そのときには恋愛の話も結婚の話もなかった彼女が
なんとなんと結婚するということで
いやーめでたい、
今回は華やかな金の龍の背に
お二人がのって旅をするという切り絵にしました。


どうか金の龍が
愛と喜びと幸せと充実を
おふたりにもたらしてくれますように。


おめでとうございます!!

血沸き肉踊る



目下、トラの切り絵の練習中です。
なんたって来年の干支だもん。


トラの、それも中国切り絵風の切り絵を
切りたくなったのには理由があります。
それは日中友好会館美術館で開催されている
『陝西皮影の世界』に行ったからです。
(皮影については上のリンクを見てみてくださいね。
いろいろと詳しく解説されています)


皮影と剪紙(せんし中国切り絵)とは
題材や扱われるモチーフなど共通点が数多くあります。
色使いももちろん似ているしね。


皮影が主に牛の皮を使っているのに比べ
剪紙は紙が材料。
皮影は彫刻刀のような刀で彫り切っていきますが、
大陸の剪紙はハサミを使うという違いはありますが。


ちょうど皮影の制作実演もあり
在日の皮影作家さんに
いろいろと質問もできました。
プロの方に生でお話を伺えるのは
なんたってためになります。
本物の皮影や道具にも触れる機会は少ないし。


さらに申し込んでおいた皮影戯公演を見て満足満足。


ついでに美術館前にある中華レストランで
特別開催されていた陝西省グルメにも舌鼓を打ってきました。
その漢字の画数が多いことで知られるびゃんびゃん麺もあったのですが
羊ラバーのわたしは羊麺に飛びつきました。


この美術館もレストランも
実はわたしにとってはお馴染みの場所。
お隣にある日中学院にしばらくの間通っていたので
美術館を訪れたり
老師や同学とレストランでランチやお茶をしたことが
たびたびあるのです。


大好きな中国文化に生で触れ
懐かしい思い出に浸って
大興奮した一日でした。
(帰宅後、財布紛失大事件を引き起こした……
というおまけつきです。
興奮しすぎて、かなりぼーっとしてたらしい……)


自分でも意外なほど深層部分に刺激を受けた展示。
こういう中国文化が自分にとって
どれだけ大切なコアなのか
久しぶりに思い知らされました。


展示は2021年11月7日(日)まで。
無料です。


わたし、もう一度見にいきます!

切り絵《angel of flowers》




実は昨年、
つくったもののまったく発表していない切り絵作品が
少なからずあります。


どうしてかというと、
ひとつはコロナ禍のなかで
なんだか途方に暮れてたから。
もうひとつの理由は
今年夏にあった個展に向けて準備していたからです。
たまったなかから選んで個展に出そうと思っていたから。


そして残念ながら
個展のラインナップから外れてしまったコたちを
少しずつ紹介していきますね。


うちにある楕円の額にあわせてつくったのが
上のピンクの天使。
とにかくピンクです。
甘すぎるぐらいのピンク。
そして手にはコトリがいるのですよ(←定番)。