実験

切り絵《前世はパンダ》



1週間、切り絵に関することはまったくなにもせず。
かといって裁縫をするわけでも
箱をつくるわけでもなく
まあ、非生産的な1週間を送っていました。


そしたら今週は
それと対照的なほど生産的ウィーク。
アイデアはバンバン湧き上がってくるわ
下絵はどんどん描けるわ
朝からずっと切って貼ってるわ。
たまにそういう一瞬があるのです(めったにない)。


↑の切り絵はパンダをモチーフにしたもの。
目の周りを黒くしなければ
かなりそれなりに可愛いと思うのですが
どうしても目の周りを黒くしたくて
決行しました。


ただ黒い紙だと強すぎるので
薄く墨を入れてみました。
髪の毛のおだんごも
パンダの耳だからね、薄く黒くしています。


やってみないとわからないもんね。
いつもなんとなく及第点のことばかりやってないで
たまには失敗したり
問題を起こしたりする勇気も必要だと思うのです。

黒うさぎ頭痛

切り絵《黒うさぎ頭痛》



たぶん台風のせい。
気圧のせい。
頭がいたいよお。


今日の頭の痛さは黒うさぎ1匹ぶんぐらい。


ときにはコザクラインコの鋭いくちばしで
ギチギチ噛み続けられているような痛さもあるし。
ときには大きな熊が
どでーんと乗っかっているような痛みもある。
ときには大きなアナコンダがみしみし巻きついているような
たまらない痛みもある。


今日は黒うさぎぐらい。
まあ、いいほうです。

100点満点のわたし

切り絵《Going my way!》



なにかのテレビ番組を見ていて
30代ぐらいのゲスト(女性・歌手)がこう聞かれていました。


「あなたは今日の自分に100点をつけられますか?」


その女性はしばらく口ごもって
「……いえ、やっぱり日本人だし。
無理です……。
100点なんておこがましすぎる。
こんな欠点だらけの自分に
絶対に100点なんてつけられない……」
みたいなことを言っていました。


なぜ〜〜?
……とすごく強く思ったのです、そのとき。
わたしは今の自分に、今日の自分に、
自分がどうあれ100点満点をあげられるよ。


それって傲慢なのかなあ。
謙遜が足りなさすぎるかな。
まあ、昔のわたしだったら絶対に
よくても30点ぐらいしかつけなかったしなあ。
こんなこと言ったら、
あの人やこの人やいろんな人に
口を酸っぱくして責められるだろうけどなあ。


でもやっぱり100点を自分にあげたい。


だっていろいろと悩んで
試行錯誤して
とりあえず一生懸命に生きてきているんだもん。
十分に100点満点をあげていいじゃない。
もちろん足りないところは山ほどあるし
直したいところもありすぎるほどある。
でもだからといって
その分を引き算する必要はないと思う。


あれができないからマイナス10点。
これができないからマイナス15点。
……じゃなくて、
がんばって生きてるわたしは
いつでもどんなときでも十分に100点満点なのです。

迦陵頻伽(かりょうびんが)ちゃんの時計



わがやのリビングのソファのほぼ正面には
小さな白い壁掛け時計がありました。
いつも見ていたこの時計を別の場所に移したところ、
時間を確認しづらくてとても困ってしまいました。
ついついそこを見て
時間を把握する習慣がついていたのよね。
不便でしょうがないので、
とりあえず小さな置き時計を買ってきました。


そうしたところ、その翌日
ダンナが上の時計を作って持って帰ってきてくれたのです。


ビッグ・サプライズ・プレゼント!!


最初は既製品を買ってきたのかなと思っていたのですが
どうやら違うみたい。
キットでダンナがつくったのかな?


老眼のわたしは最初まったく気がつかなかったのですが、
近づいてよくよく時計を見たら
なんとそこにあるのはわたしの切り絵の絵じゃないですか。
それも5、6年前に開いた2回目の個展のメインで出した
大好きな大好きな『迦陵頻伽(かりょうびんが)ちゃん』(sold out 下画像)の絵です。


嬉しくて大拍手しちゃいました。
自分がつくった大好きな絵がこういうものになって
毎日を一緒に暮らしていけるなんて
なんて幸せなこと!


ありがとう、ダンナ!

切り絵《迦陵頻伽ちゃん》~sold out~
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