毎日の暮らしに追われていると
あっという間に日にちが経ちます。
ブログもさぼってるわけじゃなかったんだけど
さぼってたわね、
ずいぶん間が空いてしまいました。
上の切り絵は
「すねちらかす」という言葉が出てきてから
その後に出てきたものです。
女の子は楽しそうだし
コトリも楽しそうだし、
この絵、全然すねてないんだけどなあ
……と、作った本人も不思議なんだけど。
そして「〜ちらかす」という言い方って
普通にするのかしら。
方言なのかしら。あるいは造語?
それも不思議です。
でもわたしのなかではなんだかマッチングしているので
とりあえずそのままに紹介しますね。
6月も宝蓮華さん(八王子)で切り絵教室を開きます。
6月20日(火曜)13時半〜15時半です。
詳しくはこちらをご参照ください。
✴︎なおお茶代が200円上がるため
6月より受講料は4000円となります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
もつれた糸をほどく〜切り絵《dragon lady》
長く生きていると
自分の性格って自然と複雑になってくると思いませんか?
それはひどくもつれた糸のようだと思うのです。
そのままにしておけば、ますますもつれていく。
もつれてしまっていると、なかなかに生きづらい。
なのでわたし、真剣にほどきにかかることにしました。
一気に全部やろうとすると、うまくいきません。
まずはもつれた糸のかたまりを平たい台の上において観察する。
「ふむふむ。どこから取り掛かろうかな」
そしてゆるめられる糸をそっとゆるめていきます。
一回に解決しようとしないこと。
少しでもいいからからんでいるところをゆるめること。
焦らないこと。
うまくいかない時は一回離れてみること。
そうやっていると、結構ほどけたりします
(マクラメとかアクセサリーの鎖とかで実践済み♪)
今回の個展で「楽しむこと」を目標にしたのも
その「ほどく作業」のひとつでした。
切り絵作家を始めた時に(前にも書いたけど)
「名前が売れなきゃだめ」
「たくさんの人を展示に呼べなきゃだめ」
「作品がうんとこさ売れなきゃだめ」
(なんなら完売しなきゃだめ)
と複数の先輩たちから強く指導されたため
ずっとそれを念頭に活動してきました。
いわばずっと額に皺を寄せてキリキリピリピリしてたわけです
(だってそんなに魔法みたいにうまくいくはずないじゃない?)。
それもあってかな?
コロナ禍の真っ只中でメンタルが溶けてしまいました。
その反省からそのわたしを縛る教えを捨てることにしました。
「認知されなくてもいい」
「たくさんの人が見にきてくれなくてもいい」
「作品が売れなくてもいい」
(なんなら売上ゼロでもいい……ごめんなさい、ギャラリーオーナー)
という覚悟で
まずは自分のイライラピリピリをなくすことにしました。
どうしたらいい?と考えて
「自分の作品を心から愛そう」
「展示を心から楽しもう」
と開き直ってみることにしたのです。
「作家」というえらそーな看板もちょっとしまって
「切り絵が好きな人」のスタンスに戻ることにもしました。
やってみたら、これ、すごく効きました。
お客様が来ない時間も楽しかったし
もちろんいらした時はとても嬉しかったし
自分の作品はどれもすごく好きだったし
売れたコも売れなかったコもみんな愛してるし。
文句なく100点満点の展示になったのです。
心の持ちようは大きいなと本当に思います。
そして次なる「からんだ糸をほどくポイント」も見つかりました。
(この話、なんとなく続いていきます)
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
ブログ&ギャラリーで紹介している切り絵作品は
原則的に額装のうえ販売いたします。
在庫確認や、大きさ、価格など
詳細については
当HPのコンタクトページからお問い合わせください。
タイトルが長いのだ
個展が終わって
切り絵教室も終わって
ちょっとくったり休んで
ギャラリーに挨拶に行ったり
片付け物をしたり
いろいろしてやっと9日後の今日、
切る時間をとることができました。
上の切り絵のタイトルは
《いつものせてあげてるから、たまにはのせてよねって言われたの》。
長いです。
わたしは動物の上に女の子をのせる図案が
(なぜか)とてもとても好きなので
よく切ります。
動物も、のせるだけじゃなくて
たまにはのせてほしい、ということで
依頼がきました(笑)。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
ブログ&ギャラリーで紹介している切り絵作品は
原則的に額装のうえ販売いたします。
在庫確認や、大きさ、価格など
詳細については
当HPのコンタクトページからお問い合わせください。
「ギャラリー」を見てね
個展『Life Goes On』で展示した作品のいくつかを
これからHPの「ギャラリー」で紹介していこうと思います。
すべて額装済みです。
気になる作品、
そばに置いておきたいなと思う作品があれば
お問い合わせください。