はっと気がつけば
妬みや嫉みがもどってきている。
どうやら心が弱るとこういうものも
これ幸!とばかりに襲ってくるらしい。
友だちや知り合いや仲間だけじゃなくて
会ったこともない人のことでさえうらやましい。
重症だわ。
どうしてだろうねって考えると
結局は今はやりの自己肯定感とやらになるらしい。
自分を愛するのは難しいね。
条件付きで自分を認めたり愛したりする癖がついてるから。
こんなものは還暦を過ぎたからって
なくなるもんじゃないんだね。
(歳をとればなんとかなるかと思ってた……)
たぶん死ぬまでのおつきあい。
自分自身を愛する力が弱まったら
気づいてきちんと手当する。
そのたびごとに。
何度も何度も。
やっていきましょう。
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切り絵《さみしい》
芍薬の大きなつぼみを見たので
描いていたら
女の子がふたり、そこに載ってきました。
聞こえてきたのは
「さみしい」という言葉。
「寂しい」でも「淋しい」でもなく
「さみしい」って聞こえたので
そのままタイトルにしました。
どうしたのでしょうね。
なにがあったのでしょうね。
女の子たちに水色と紺の洋服を着せようと思ったら
あまりにさみしすぎるので
ちょっとでも気分を明るくと
黄色と橙色にしました。
この子たちのさみしさが早く薄らぎますように。
(あ、わたしはこんなに寂しくないです、念のために)
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「好き」に忠実に
唐の時代を舞台にした中国宮廷ドラマを見ています。
たぶん1時間×55話近くと、ひたすら長い。
人間関係のベースが疑いでドロドロ。
やたら人が死ぬ。
うざい女や男がいっぱい登場する。
……なんだけれど、
大道具や小道具、特に衣裳が新鮮で素敵でついつい見てしまいます。
そのせいで
皇帝や皇后らが身につけている
オレンジ色を切りたくなりました。
もうね、
自分がつくる切り絵に「意味」なんてどうでもいいと思うんです。
もちろんテーマや意味がきっちりあるものもあります。
でもすべてがそうでなくてもいい。
「芸術」とか「すごいもの」
「ほめられるもの」をつくろうなんてさらさら思わず、
「自分がつくりたいもの」「好きなもの」に
素直に忠実につくっていくことが
わたしには本当に大切なんだといまさらながらに思うのです。
自分がその時その時に切りたいものを切る。
たとえそれがどんなにくだらなくても小さくても拙くても。
もしよろしければ
そういう作品たちの中に
「好き」とか「いい」とか「ざわざわする」とか、
あるいは「あなたにとってスペシャルななにか」を見つけてください。
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切り絵《another world》
迦陵頻伽(かりょうびんが)のような
そうでないような。
うちのコザクラインコの松子を
擬人化したような、そうでないような。
あるいはわたしが鳥になりたいような
そうでないような。
異世界の物語の一片です。
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