切り絵《Ostrich》

切り絵《Ostrich》
制作年:2025
素材:洋紙・和紙・水彩絵具
サイズ(内寸):180mm(左右)×130mm(天地)
価格:20,000円(額込・税込)


ギャラリーまぁるでのチャリティー展覧会に
出品している新作切り絵です。
今日明日(5/3、4日)は展示期間中なので
ぜひナマモノをご覧ください。
展覧会のテーマが『笑顔』だったので、
いろいろ悩んで数作つくったうちのひとつを出しました。
(他につくった、そして今回却下された作品もまたアップしますね)


これ、何か、わかるかなあ。
ダチョウです。
ダチョウって笑うの?
それとも笑ってるように見える顔をするの?
うーん。よくわからないのですが
笑っているように見える画像をたくさん見たのです。
ダチョウを作品にするのは初めて。
ワークショップ用の図案にしたこともなかったなあ。
初めてのモチーフは新鮮です。



◆東日本大震災被災地支援・チャリティー展覧会x v
『笑顔』
ギャラリーまぁる
2025年4月29日(火)〜5月4日(日)
12時〜19時 最終日~17時まで

◆ギャラリーまぁる
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-10-18-2階
東口から徒歩3分。京マンション2階
03-5383-6101
Malle@GalerieMalle.jp
http://galaeriemalle.jp

月替わりカレンダーは毎月つくる


東京・東中野のDEN ギャラリーでの
合同展『YUI ART』は無事に終了いたしました。
初めてのギャラリーでしたが
なかなかに収穫の多い展示になりました。
東京・恵比寿のギャラリーまぁるでのチャリティー展示会は開催中です。
本当に見て損しない展示なので
ぜひ足をお運び下さい。


さてさて。
私は毎年カレンダーを作って販売していますが、
そもそもは自分のために毎月カレンダーを作って楽しんでいたのがはじまりです。


その後、他の作家さんのカレンダーを買ったり
月替わりのカレンダーを作成販売したりしていましたが、
ここのところは原点に戻って
毎月のカレンダーを前月の終わり頃に作るようにしています。


新しく切り絵をつくることもあるし、
過去の絵を使うこともあります。
上記の切り絵は折り紙を四つ折りにして切ったもの。
代官山での切り絵ワークショップの時に
お店に飾ってあった招き猫の絵からヒントを得て
さくっと切ってみました。
センターが寂しかったので
同じ折り紙で「5」という数字をプラスしました。


簡単だけど、その時々の気分に合った絵柄を飾れるので気に入っています。


4月のカレンダーはどうにもなんだか気に入らなくて
「でもなあ、もう半月たったしなあ」と思いながら
やっぱり納得できなくて
20日ごろに新しく作り替えちゃいました。
「なんか違う」って違和感は心をざわざわさせますよね。

切り絵《The beginning》

切り絵《The beginning~女媧》
制作年:2025
素材:洋紙
額サイズ:350mm×350mm
価格:100,000円


少し大きめの赤い切り絵です。
タイトルは《The beginning》。
サブタイトルは「女媧(じょか)」です。
女媧とは
「古代中国神話と道教に登場する、人類を想像したとされる女神」(Wikipediaより)。
楽しく切った作品です。


この作品は、現在参加している合同展『YUI ART』にて展示してます。
『YUI ART』展も、展示期間が長いといいながら、30日(水)まで。
なんと、あと1週間を切りました。
絵画の方、立体の方、写真の方、コンセプトアートの方。
さまざまな作品が並んでいます。見にきてね。


よろしくお願いいたします。
✴︎26日(土)の夕方と30日のお昼過ぎには在廊予定です。

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合同展『YUI ART』
2025年4月14日(月)〜30日(水)
10時半〜19時(最終日は13時まで)
DEN GALLERY
東京都中野区東中野1-32-2リビオ東中野ヒルトップ201
(✴︎2階ではなく山手通り沿いの1階です)
http://www.randolphdenweb.com
アクセス:JR総武線 東中野駅から南に徒歩3分ぐらい

呪いの言葉に


切り絵《散歩のとちゅうで》
制作年:2024
素材:三椏和紙(濃藍色)
作品サイズ:240mm(左右)×200mm(天地)
価格:50,000円(額装済・税込)



誰かが何気なくあなたに言った言葉が
言われた本人にとって呪いになることはあります。
その相手は親だったり先生だったり
あるいは親友だったり上司だったりさまざま。
目上の人だけじゃなく
年下の人に言われても呪いになることもあります。


個展のたびに私が思い出す
かつて言われた言葉があって。
それは私にとって一種の呪いのようにこびりついています。


でもね。
何年も前にかけられたその呪いを
「ああ、そういえばあの時こう言われた」とか
「あの呪いがまだ生きてるから悩むんだ」とか
「ああならないようにがんばらないと」とか
「呪いの通りになったらどうしよう」とか
思い出さないほうがいいんじゃないかと急に思い立ちました。
思い出すことこそが
その呪いの効力をよみがえらせて
さらに強力にするんじゃないかと。


難しいのかもしれないけれど
忘れちゃったほうがいいんですよ。
できるだけできるだけ遠くの放り捨てる。
「えーい、戻ってくるなああ」って放り投げて
後ろを振り返らずに走って逃げましょう。


そういえば節分の豆を拾って辻に捨てに行ったら
後ろを振り向いちゃいけないんですよね(うちの故郷では)。
鬼がついてくるから。


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