個展やります。7月に。



春来たりなば
鳥も来るのさ。


赤い大きな鳥を切りたくなって
(本当は確定申告の作業をしたくなくて)
ちょっとおぼかなおでぶな鳥を切りました。


気晴らしの切り絵です。


そして先の先の告知を。
7月21日(水曜)から8月1日(日)まで
個展をやる予定です。
場所はいつもお世話になっている恵比寿のギャラリーMalleさんです。
まだ作品も揃ってないので
これから頑張って切らないと!!
間に合うかな〜〜間に合わせろよ〜〜ww


その頃にはいろいろと世の中が落ち着いていますように。
どうぞよろしくお願いいたします。

切り絵《わたしを喰らう花》



人の心の中の闇ってよくいうけれど、
わかる闇、
推測できる闇、
見える闇、
想像できる闇、
なんて本当は闇じゃない。


どこにもその気配さえも見えなくて
匂いもしないのが
本当の闇なのさ。


幾重もの蓋でパックしてたりするから
本人さえも
その存在を忘れているのかもしれない。
奥の奥の奥の奥で
ひっそりとどくどくと生きている闇。
……こわいね。
闇にも新鮮な空気をたまにはあげたほうがいいのかもね。

展示作品紹介

切り絵《狼星》


『想像された狼たち』展@銀座 Gallery SIACCA
すでに始まっております。
来週3月15日(月)までと会期が短いのです。


遅くなりましたが
そこで展示しているわたしの作品をちらとご紹介。


今回新しく切ったのは『狼星』。
吠える狼と
中島敦の漢詩と
バックに黄色い点で狼星(シリウス)を描きました。


中島敦の漢詩は次のようなもの。
孤高感にあふれていて
寒々しくて好きです。


  狼星方爛々
  參宿燦斜懸
  凍夜疎林上
  悠々世外天


そして他の2つの過去作品も展示しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

切り絵《twin》

切り絵《オオカミの福》



3月10日(水)〜3月15日(月)
12:00〜18:00(最終日〜17:00)
休廊日なし
Gallery SIACCA
東京都中央区銀座2-9-16 B1F
銀座1丁目駅10番出口徒歩1分 銀座駅A13出口徒歩3分

春が来たよ



ときどき
「わ〜〜〜赤い紙を切りたい」という病気になる。
最初に始めたのが中国切り絵で
当時は赤い紙(もしくは黒い紙)を切るばかりだったので
赤い紙を切りたいってことは
たぶん初心に戻りたいんだろうと思う。


ゆうべその病気を発症してしまい
今朝朝一番で切りました。


タイトルは
『春天来了。鳥也来了』
中国語なのです。
和訳すると
「春が来たよ。鳥も来たよ」ってとこかしら。


まだまだ赤い紙を切りたいのですが
今日はこれから搬入です。
明日から『想像された狼たち』@銀座が始まります。