切り絵一日一語《小さなたのしみ》




ニンゲンっていうものは
何か楽しみがないと生きていくのがつらいらしい。


その楽しみはどかーんと大きな宝くじみたいなものじゃなくてもいい。
どんな小さなものでもいい。
なんでもとにかく「楽しみ」がないと
たぶん毎日が無味乾燥なものになる。


子どもがいる人なら子どもの成長とか。
お給料日やボーナス日とか。
パートナーがくれるプレゼントとか。
おいしい外食とか。
お休みの日の旅行やお出かけとか。
推しのライブとか試合とか。
来週出る好きな作家の新刊とか。
とにかくなんでもいい。


わたしの場合、
いちばん身近な楽しみは花木かな。
このシーズンだと蓮や睡蓮の成長が楽しみで
毎朝起きると、まずは見に行く。
蓮のつぼみはひとつ出ていて
まだまだ小さいけれどすくすく伸びている。


ひょろひょと2mにも育ってしまって
根本からバッサリ切ったパキラの木も
はらはらしたけれど
小さな新芽が出てきた。


去年実をつけたレモンは今年はダメそうだけど
アゲハ蝶のさなぎが脱皮に成功してた。


こんな小さな変化が私の楽しみなのです。
そしてそういう小さな楽しみが
わたしの生きる力を支えてくれてるのかもしれない。
なんだか急にそう思ったのです。

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