ツルツルピカピカの世界〜切り絵《いつでもどこでも》

切り絵《いつもでどこでも》
制作年:2023
使用素材:洋紙 
サイズ:80mm(天地)× 120mm(左右)
定価:未定


実は2023年の8月はたいへんな月でした。


8月は武蔵御嶽神社の展示だけだからたぶん暇だろうな〜。
来年の干支の絵でも考えるか……とか考えていたら、
なんのことはない。めちゃ忙しくて。
武蔵御嶽神社の展示だけでも結構たいへんだったし
曳舟のGallery Hydrangeaさんの展示もあったし。
それに加えて
急遽白内障の手術もしてしまったのです。


「最近飛蚊症が気になるなあ。
飛蚊症ならいいけど、
わたし強度近視だから網膜剥離も心配だわ」
と近所の眼科に行ったら、
「大きな病院で検査してください」と紹介状を書かれ(ひえー)
そこで精密検査をしたら
網膜剥離は大丈夫だったものの
白内障が進んでいるので手術した方がいいと言われたのです(ひえ〜)。


その大病院では片目につき2泊3日と決まっているそうで
「それはちょっと困ります……」と相談したら
近くの白内障専門クリニックでの日帰り手術を紹介されました。


そこに行ったら、まあ、そこからは展開が早いこと。
検査をいろいろして、
「手術はなんなら明日でもいいですよ」とか言われるのを
「いやいやちょっと待って」とのばしてもらい
8月のお盆の頃に決定。
しかも片目ずつよりも両目一度に手術した方が安いと言われ
お金に目が眩んで、
えいや!と両目一度の日帰り手術を決めました。


手術自体は両目で15分ぐらいと早かったです。
でも気色悪かったし怖かった……。
15分ぐらいリクリニックのクライニングソファで休んで帰宅しました。
術後1週間は目が痛いわゴロゴロするわで嫌だったけれど
結果、目はすごくよく見えるようになりました。


まず、すべてのものがピカピカツルツルに見える!
本当に明るく光ってみえるんですよ。
彩度や明度が上がってみえました、すべて。
そして自分の肌の毛穴やシミが見える!
家のゴミが見える!
いつも使っているお皿が貫入入りだと初めて知った!
……などの驚きが続きました。
おいおい、これまでどれだけ見えてなかったのか、自分……。


一番嬉しいのは
紙の本を再び読めるようになったこと。
これまでは字が大きく表示できるKindleで読んでいたのですが
わたしが大好きな中国の玄幻小説やミステリーはKindleにはありません。
でもまた読めるようになったのです。
裸眼で、すらすら快適に読める!!
早速神保町の中国書専門店に行って
中国小説本をたんまり買い込んできました。嬉しいっ。


切り絵の方は……どうなんでしょうね。
まだわかんないなあ。弊害はないみたいだけど。
色や細かさなど微妙な変化が出てくるかもしれません。
なにか、みなさん、気づいたら、そっと教えてくださいね。

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