気が済むまで〜2023.9月の黒髪

切り絵《黒女侠》
制作年:2023
素材:洋紙
作品サイズ:80mm(左右)×100mm(天地)
価格・未定


黒髪を切りたい衝動がとまりません。
そろそろやめて、ほら、干支の切り絵を考えないと、
間に合わないよと
理性がしつこく勧告してくるのですが
ハートが納得してないのよね。


今回はそのハートが納得するまで
黒髪シリーズを描いて切ってみることにしました。
気が済むまでやれば
気が済むよね。
インスタで他の作家さんの作品を見ていても
同じようなモチーフをしばらくずっと作っている人も
少なくないのです。
いいじゃないかい。
好きにやろうよ。

切り絵《よこがお》
制作年:2023
素材:洋紙
作品サイズ:100mm(左右)×110mm(天地)
価格・未定
切り絵《花にささえられて》
制作年:2023
素材:洋紙
作品サイズ:100mm(左右)×140mm(天地)
価格・未定

とりあえず3つ。
まだ続くかな〜〜?


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原則的に額装のうえ販売いたします。
在庫確認や、大きさや価格など詳細については
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切り絵《紅玉~2》

切り絵《紅玉~2》
制作年:2023
素材:洋紙、台湾綾紙
作品サイズ:110mm(天地)×95mm(左右)白地部分
価格・未定


切り絵《紅玉(ほんゆー)》シリーズです。


これ、気持ち悪いと思う方、たくさんいるだろうと思います。
でもわたし、生首のモチーフを切るのも好きなのです。
頻度は少ないけど
数年に1度は思い出したように切りたくなります。


これは生首を捧げている手の切り絵。
いや、
手にささげられてる生首の切り絵、といったほうが正確かな。


紅い玉は
耳飾りなのか。
血なのか。
あるいはオーブなのか。
……想像にお任せします。


ついでにもうひとつ、生首ものの作品を。
この切り絵は数年前のものですが、
なびく髪の毛に男性の生首を抱えた女性。
すごく気に入ってました(個人蔵)。
またこういうモチーフ。切ろうかな〜〜〜。切りたいな〜〜〜。

(個人蔵)




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切り絵《紅玉〜1》


切り絵《紅玉~1》
制作年:2023
素材:洋紙。台湾綾紙、和紙
作品サイズ:182mm(左右) 257mm(天地)
価格・未定


ここのところ、わりと可愛い感じの、
茶色ベースで色をつけた切り絵をたくさんつくっていました。
オオカミの展示も終わりほっと一息ついたら、
反動がやってきて
黒い紙でちょっとこわめの黒髪の切り絵を切りたくなりました。


ほんと、黒い長い髪の図柄を切るのが大好きなんですよね。
もはや性癖と言ってもいいかもしれない。
切るのは神経をつかうのでなかなかたいへんなのですが
息をつめて切って
切り終わっては息をして……というのがたまらないのです。
(何度も書いていますが、
おそらく母・祖母・祖父が美容師・理容師だったせいかも)


タイトルは最初からなんとなくきまっていて
「赤い玉」的な感じだったのですが、
「赤玉」じゃポートワインの名前だし
「赤珠」も誰かタレントの名前みたいだし
「紅玉」はリンゴの名前か、私が好きな台湾紅茶の名前だし。
うーん、どうしようと困っていました。


でも読んでる本の主人公名は、あら、「紅玉」だし
ちょうど見ているドラマに「紅玉」という可愛い蛇が出てくるし
こういうシンクロが起きるときは
それに従うべきということで
あえて「紅玉」とつけました。
できれば中国語発音で「ホンユー」と読んでほしい。
「コウギョク」でもいいけど。


「紅玉」。いくつか作る予定です。


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ツルツルピカピカの世界〜切り絵《いつでもどこでも》

切り絵《いつもでどこでも》
制作年:2023
使用素材:洋紙 
サイズ:80mm(天地)× 120mm(左右)
定価:未定


実は2023年の8月はたいへんな月でした。


8月は武蔵御嶽神社の展示だけだからたぶん暇だろうな〜。
来年の干支の絵でも考えるか……とか考えていたら、
なんのことはない。めちゃ忙しくて。
武蔵御嶽神社の展示だけでも結構たいへんだったし
曳舟のGallery Hydrangeaさんの展示もあったし。
それに加えて
急遽白内障の手術もしてしまったのです。


「最近飛蚊症が気になるなあ。
飛蚊症ならいいけど、
わたし強度近視だから網膜剥離も心配だわ」
と近所の眼科に行ったら、
「大きな病院で検査してください」と紹介状を書かれ(ひえー)
そこで精密検査をしたら
網膜剥離は大丈夫だったものの
白内障が進んでいるので手術した方がいいと言われたのです(ひえ〜)。


その大病院では片目につき2泊3日と決まっているそうで
「それはちょっと困ります……」と相談したら
近くの白内障専門クリニックでの日帰り手術を紹介されました。


そこに行ったら、まあ、そこからは展開が早いこと。
検査をいろいろして、
「手術はなんなら明日でもいいですよ」とか言われるのを
「いやいやちょっと待って」とのばしてもらい
8月のお盆の頃に決定。
しかも片目ずつよりも両目一度に手術した方が安いと言われ
お金に目が眩んで、
えいや!と両目一度の日帰り手術を決めました。


手術自体は両目で15分ぐらいと早かったです。
でも気色悪かったし怖かった……。
15分ぐらいリクリニックのクライニングソファで休んで帰宅しました。
術後1週間は目が痛いわゴロゴロするわで嫌だったけれど
結果、目はすごくよく見えるようになりました。


まず、すべてのものがピカピカツルツルに見える!
本当に明るく光ってみえるんですよ。
彩度や明度が上がってみえました、すべて。
そして自分の肌の毛穴やシミが見える!
家のゴミが見える!
いつも使っているお皿が貫入入りだと初めて知った!
……などの驚きが続きました。
おいおい、これまでどれだけ見えてなかったのか、自分……。


一番嬉しいのは
紙の本を再び読めるようになったこと。
これまでは字が大きく表示できるKindleで読んでいたのですが
わたしが大好きな中国の玄幻小説やミステリーはKindleにはありません。
でもまた読めるようになったのです。
裸眼で、すらすら快適に読める!!
早速神保町の中国書専門店に行って
中国小説本をたんまり買い込んできました。嬉しいっ。


切り絵の方は……どうなんでしょうね。
まだわかんないなあ。弊害はないみたいだけど。
色や細かさなど微妙な変化が出てくるかもしれません。
なにか、みなさん、気づいたら、そっと教えてくださいね。