お知らせです。
10月の切り絵教室はお休みさせていただいて
次回は11月14日(火曜)13時半〜15時半
宝蓮華さん(東京・八王子)にて開催します。
内容はもっか検討中。
久しぶりにアイロンプリントをするか
ふつうの切り絵をするか。
どうしようかなあ。
図案などについてもリクエストがあれば
いつでもお待ちしております。
クーばあちゃんの魔法の花空間
日中美術館(東京・飯田橋)で開催されている
『クーばあちゃんの魔法の花空間』に行ってきました(〜11/5まで)。
無料ですし、
作品をすぐ近くでじっくりゆっくり見ることができるので
おすすめです!
クーばあちゃんとは
中国の切り絵の女神と呼ばれる庫淑蘭(クー・シューラン)。
中国切り絵(剪紙・せんし)というと
一枚の紙をハサミで切っていくというのが一般的ですが
クーばあちゃんの手法はそうではありません。
たとえば猫の形に切った紙の上に
細かく切った模様や円を重ねて貼っていくのです。
色も限定的だし
模様もそれほど多岐にわたっているわけではないのですが
その組み合わせでできた作品には
ものすごい量のエネルギーと愛情があふれています。
うろ覚えですが
確かクーばあちゃんはとても貧しくて
他の女性のように自由にたくさん紙を使えなかったとか。
そして彼女たちが切り落とした紙端を拾って持って帰り
それを小さな円形に切ってためておき
自分の作品に使ったそうです。
10数年前に
このクーばあちゃんの作品が銀座で展示されたことがありました。
その時にも見に行ったのですが
その時と今回見た感想が自分のなかで全く違うのに
実はびっくりしました。
前回は、その煌びやかさに圧倒されたのですが、
今回はそれよりも
ひとつひとつのパーツを切りながら貼りながら
「ああかなあ」「こうかなあ」と作品をつくっていく……
なんて言うのかなあ、
おばあちゃんの幸せな日常みたいなものを感じたのです。
アートというよりは日々の楽しみ、かな。
わかんないけど、
人に見せるものというよりは自分が楽しかったのかな、と。
とにかく幸福感があふれている作品群でした。
会期中もう一回は見に行きたいと思っています。
気が済むまで〜2023.9月の黒髪
黒髪を切りたい衝動がとまりません。
そろそろやめて、ほら、干支の切り絵を考えないと、
間に合わないよと
理性がしつこく勧告してくるのですが
ハートが納得してないのよね。
今回はそのハートが納得するまで
黒髪シリーズを描いて切ってみることにしました。
気が済むまでやれば
気が済むよね。
インスタで他の作家さんの作品を見ていても
同じようなモチーフをしばらくずっと作っている人も
少なくないのです。
いいじゃないかい。
好きにやろうよ。
とりあえず3つ。
まだ続くかな〜〜?
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ブログ&ギャラリーで紹介している切り絵作品は
原則的に額装のうえ販売いたします。
在庫確認や、大きさや価格など詳細については
当HPのコンタクトページからお問い合わせください。
切り絵《紅玉~2》
切り絵《紅玉(ほんゆー)》シリーズです。
これ、気持ち悪いと思う方、たくさんいるだろうと思います。
でもわたし、生首のモチーフを切るのも好きなのです。
頻度は少ないけど
数年に1度は思い出したように切りたくなります。
これは生首を捧げている手の切り絵。
いや、
手にささげられてる生首の切り絵、といったほうが正確かな。
紅い玉は
耳飾りなのか。
血なのか。
あるいはオーブなのか。
……想像にお任せします。
ついでにもうひとつ、生首ものの作品を。
この切り絵は数年前のものですが、
なびく髪の毛に男性の生首を抱えた女性。
すごく気に入ってました(個人蔵)。
またこういうモチーフ。切ろうかな〜〜〜。切りたいな〜〜〜。
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