切り絵日記 2022.1



即興で描いて
清書せずに切るってのをやっていたら
そんな感じで
ひと月の切り絵日記をつくったらどうかな?
と思いつきました。


思いついたのが1月9日だったので
上の切り絵日記(2022年1月)は
1月9日からスタートしています。


その日にあったことや思ったこと、
考えたこと、印象的だったことなどを
ひとつ選んで
日付と一緒に描いて切っています。
1日にひとつ加えていくだけ。
月末になるまで完成しません。


たとえば13日は
女の子が黒ウサギを齧っていますが
この日はランチでウサギ肉を食べたのでした。
13日は中華料理を食べたんだな。
なんか食べた記録が多い気がする(笑)。


つなぎ目が難しいかなあ。
というのが今月の反省点。
後のことも少し考えて図案を考えて
切ったり切らなかったりしておかないといけません。


いやーこれおもしろかったです。
おもしろくて
1日に2つも3つも描きたくなるのを
うっとこらえて
ひとつだけ切る。
うっと溜まった分は
普通の切り絵作品に昇華することもあります。


あまりにおもしろかったので
引き続き2月もとりあえずやる予定です。


切り絵《初めてのポワント》



先日、このHPを作って管理してくれている友だちが
海外から一時帰国しました。


彼女と最初に会ったのは
30代で始めたクラシックバレエのレッスンでした。
ほぼ10年間ぐらいかなあ、
一緒にバレエのレッスンに励んでいたのです。
お互いにバレエから遠ざかっても
今もいい友だちです。


彼女とわたし。
そしてもうひとりの共通の友だち。
3人でワイワイいろんな話をしました。


3人とも大人になってからバレエを始めたクチで
発表会に出たり
ポワント(トウシューズ)にチャレンジしたり。
楽しい&苦しい&笑い話になるような
いい思い出がたくさんあります。


3人でいろいろ話して帰宅したら
バレエ関連の切り絵を切りたくなりました。


初めてのポワント。


履いてレッスンする?と先生に言われたのは
30代半ばぐらいだったかなあ。
嬉しかった、すごく。
ポワントを履いてどれだけ踊れるかは別にして
(めちゃくちゃ難しかった……)
やっぱりいくつになっても
きれいなピンクのサテンのポワントは憧れの存在でした。


お茶は福を連れてくる


元旦から
大好きで大事にしてる骨董の蓋碗を出してきて
鳳凰単叢などをちゃんと入れて飲んでいます。
久しぶり。


おいしいお茶は福を連れてきてくれるのです。
ひとりで飲んでも。
家族と飲んでも。
友だちと飲んでも。


おいしくないお茶でもいいのかも。
でもおいしいお茶で
好きな茶器で
まあまあきれいな空間で
音楽なんかもあったりして
楽しい会話もあったりすれば
ますます福の神が喜びます。


そうしたら
こういう切り絵を切りたくなりました。
いろいろな作業の合間をみて
さくっと描いて
余り紙でさくっと切って。


たまにはそういう切り絵をいたしましょう。


切り絵《誰になんと言われようと、わたしは愛の国にすんでいる》




ながいタイトルですみません。
昨日急に思いついた即興方法で切ってみた切り絵です。


いつもは
鉛筆で下絵を描いて
それをサインペンで清書して
コピーをとってから
紙に重ねて切り始めます。


思いついた方法は
紙に下絵用のコピー用紙を先に重ねてしまって
コピー用紙の上に
直に鉛筆で絵を描いていくという手法。
完成した下絵を切るのではなく
思うがままに描いては切ってみたら
どうなるのかなと思いついたのです。


上の切り絵では
まず中央の鳥(インコ)を描いて切りました。
それから「うーんどうしよう」と眺めて
花を足して
それからそれを抱えてキスしている女の子を切って……
というように
ひとつずつ描いては切って……
を繰り返していきました。


おもしろいです。


ただ難点はえらく疲れる。
集中力が最後の頃には切れます。


ま、そりゃそうだよね。
考える、描く、切る。
それぞれエネルギーを必要とする行為です。
それをぎゅっとまとめてやるんだから
疲れてあたりまえかも。


でもおもしろい。ワクワクします。