小さな切り絵たち

切り絵《LOVE》



展示、とくに個展では
だいたい色をつけた切り絵か
単色でもサイズが大きかったり細かかったりした作品を出します。


いつもいつもそうした作品をつくっているかというと
そうではなくて
つなぎつなぎに単色の小さな作品をつくっています。


こうした小さな作品たちはいろんな意味をもっているのね。
やる気がないときのスターターだったり
初心を思い出すものだったり
気分転換だったり
単純に楽しみだったりしています。
だから大きな作品や色をつけた作品と
同じぐらいの位置付けなのね、わたしにとっては。


こういう小さな作品たちも
どこかでお披露目したいなあと思っています。
見たいなと思ってくださる方が
果たしていらっしゃるかどうかはわかりませんが
単色も多色も一緒にして小さな作品だけの展示。


どこかでいつかできますように。

うまくいかない

切り絵《ミモザガール》



なかなかうまくいかないことがあります。

春に咲くミモザの花を作品にしたいと思いつつ
これが難しいのです。
白地に黄色が映えないのか
切り絵のベース色に黄色が埋もれるのか。
なかなか思う通りの作品ができません。


今年もチャレンジしてみましたが
まったく納得がいかない。
あーでもないこーでもないと試行錯誤しましたが
だめでした。


また来年(別に来年でなくてもいいんだけど)作ります


さて7月の個展に向けて鋭意頑張っております。
間に合うかと少々焦ってもいるので
ブログもちょっと滞りがちになると思います。
よろしくお願いします〜。

本音がわかる?

《仲良くしようよ》



あるSNSで大好きな作家さんの作品投稿を見て
自然にふと口をついた感想。
「自由でいいなあ」。


この作家さんは絵描きさんで
わたしは一面識もないのだけれど
たくさんの色を使った大胆な絵を
すごいスピードでたくさん描いていらっしゃるみたいなのです。


そこから思ったのですよ。
わたしの反応「自由でいいなあ」って何さって。
その方のあり方や作品を自由でいいなあと思うなら
自分もすればいいじゃない。
そう思うってことは
自分はしていないって思ってるの?
自由にやっていないのなら
何がわたしを不自由にさせているの?


ほめられたい?
上手な作品をつくりたい?
売れたい?


知らないうちに
自分で自分をなにかにはめ込んでたのかなあ。


そうなら鎖を外そうよ。
自由でいてはいけないなんてないんだから。
不自由さから解き放たれようよ。
そうできるのは自分だけだから。
自由になろうよ。
自由でいようよ。


ふとしたつぶやきに自分の隠された本音を見つけたのでした。


✳︎上の画像の切り絵は
狼が鳥をつかまえようとしてるんじゃなくて
「仲良くしようよ〜」と言ってるんです。


個展やります。7月に。



春来たりなば
鳥も来るのさ。


赤い大きな鳥を切りたくなって
(本当は確定申告の作業をしたくなくて)
ちょっとおぼかなおでぶな鳥を切りました。


気晴らしの切り絵です。


そして先の先の告知を。
7月21日(水曜)から8月1日(日)まで
個展をやる予定です。
場所はいつもお世話になっている恵比寿のギャラリーMalleさんです。
まだ作品も揃ってないので
これから頑張って切らないと!!
間に合うかな〜〜間に合わせろよ〜〜ww


その頃にはいろいろと世の中が落ち着いていますように。
どうぞよろしくお願いいたします。