新年快楽!2021

切り絵《丑年》

2021年2月12日は春節です。
春節とは中国や中華圏の旧暦のお正月。
剪紙(せんし・中国切り絵)とご縁ができて以来
ずっとこの春節をわがやでもお祝いしています。


今年も一応干支の赤い剪紙を切りました。


牛のつもりだったんだけど
ヤギとか羊みたいでもあるなあ。
でもいちおう牛です。


厳しい自然のなかでも
その自然を恨まず嫌わず
やさしい気持ちを忘れずに生きていきたい、
という気持ちをこめました。


もひとつ。
ノーマルバージョン?の牛さんです。
こちらは「福」の字入り。

誕生日に来るコ

切り絵《誕生日の子》


毎日、大量のチューリップを愛でております。
わたしは萎れた花も好きなので
弱ってきた花も
切り戻したり
花瓶を変えたりして
できるだけ長く楽しみます。


誕生日近くになると
チューリップを買うのは
「チューリップの精のような子」がやってきて
「チューリップ買って〜」と
わたしのなかでむずむずするのかも。


チューリップを抱えてやってくる
小さな「誕生日の子」を切ってみました。

チューリップ愛

切り絵《tulip》




わたしはチューリップが好きです。


何年か前からチューリップを買うようになり
(あ、庭にも球根から植えてます)
今年の誕生日には
品種の異なるチューリップを1輪ずつ買って
大きな花束にしました。
自分へのバースデープレゼントです。


買った(あるいはいただいた)チューリップは
もちろん家の中に飾って
暇な時間を見つけて簡単スケッチします。
蕾の頃のチューリップ。
咲き始めたチューリップ。
咲き誇るチューリップ。
萎れてきたチューリップ。
どれも大好きです。


そしてチューリップの切り絵も必ずといっていいほどつくります。
そのひとつ。
今年最初のチューリップの切り絵です。

4人展『私の中の賢治』




『私の中の賢治』に参加します。
4人の作家がそれぞれの賢治ワールドを作品にしました。


宮沢賢治の作品はほんとうにたくさんあります。
どれが一番好きか?と聞かれたら困るほど。
たくさんある童話や詩はそれぞれ万華鏡のようで
それを読んだ人がどう受け止め
どう再構成するかは本当に十人十色です。


今回作品をつくるにあたって
数十年ぶりに賢治を読み返しました。
いやあ、賢治はおもしろいなあ。
若い頃、幼い頃に読んだイメージとまったく違ったり。
あるいはまったく同じだったりします。
おもしろいと同時に
難しく深く優しくきつい。
……そんなことを思いながら作品をつくりました。


引き続きお誘いしづらい状況ですが
無理のない範囲でお越しください。
どうぞよろしくお願いいたします。


〜参加作家〜
岡澤加代子
小川ナオ
鹿子木美
杉谷知子


『私の中の賢治』展
2021年2月17日(水)〜2月28日(日)
12:00〜19:00(最終日〜17:00)
月曜(22日)休廊

ギャラリーまぁる
東京都渋谷区恵比寿4-10-18京ビル2階
03-5383-6101
Malle@GalerieMalle.jp

✳︎ご注意ください
以前の場所から移転しました。
以前あったギャラリーから少し先の角のビル2階です。