もうすぐハロウィンです。
実はハロウインには馴染みがなくて
ハロウィンの図案を描くのも
積極的に好きではありません。
今年も「ハロウインかあ……」と思っていたのですが
「ハロウィンにコウモリ登場するよね」
「むむむ」
「コウモリなら切りたい♡」
と急にときめいてしまいました。
コウモリは中国切り絵によく登場する
吉祥文様です。
「蝙蝠」の発音は「ビエンフー」で
同じ発音の「変福」につながるからです。
というわけで
ちょっとだけハロウイン風味のコウモリを切ってみました。
口にカボチャを咥えてて
下部の飾りにも小さなカボチャをあしらいました。
画像ではわかりにくいけれど
いつも使わない色の紙を切っています。
グレーっぽい茶色(いや茶色っぽいグレーかな)。
当初は色付けしようと思ったのですが、
切ってみたら
いやいや、このままのほうがいいかもと心変わり。
とりあえずこのままにしておきます。
Galerie Malle 21e annee展。始まっています
いつもお世話になっているGalerie Malleさんが21周年を迎えました。
2021年の新たな楽しい出会いを願って
28名の作家が集いました。
わたしも新作1点で参加しています。
告知が遅くなってごめんなさい。
あと1週間会期があります。
わたしは上記の小さな切り絵を展示しています。
(額の大きさ15cmスクエア)
おうち時間が長かったなか
(いや、まだ現在進行形ですね)
自分をほっとさせてくれる存在って
大事だなあ……と思って切りました。
まだまだお出かけしにくい状況ですが
よろしければのぞいてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
〜2021年1月31日(日)
25日(月)休み
12:00〜19:00 最終日〜17:00
GALERIE Malle
東京都渋谷区恵比寿4-10-18-2階
(移転しました。以前の場所の少し先のビル2階です)
JR恵比寿駅東口より徒歩5分
✳︎イベントページも参照ください
予約システム大賛成
Eテレ「日曜美術館」でやっていた棟方志功特集をみていたら
無性に彼の作品をみたくなりました。
ちょうど日本民芸館で展示をしているというので
予約をとってみに行ってきました。
あーーー美術館にいくの、ものすごく久しぶり。
今年に入って初めてだよ。
コロナ前の東京の美術館や博物館は
いつもどこも超こんでいて
行くたびに人の毒気に当てられてしまうので
最近ではとんと足が遠のいていたのです。
前もって予約していくシステムはめんどくさいけれど
実際に赴くと、人が少なくて、とても快適。
おめあての棟方志功作品を
じっくりゆっくりたんまり拝見してきました。
しあわせ。
ところで
ほんとに人の毒気に当てられるってすごくあるのです。
とても素敵な仏教芸術を見にいって
そこで交わされるおばさまおじさまたちの
ものすごく現世的でもやもやもやする会話を耳にして
吐きそうになったことも数知れないのです……。
そして調子に乗って
その翌週は国立東京博物館の「きもの展」を予約して見に行きました。
通常ならわんさかすぎる人の群れで
とても間近で展示物を見ることなんてできません。
でも予約制なので人がとっても少なくて
どの作品も真ん前でじっくり見ることができたのです。
トーハクでこんなにゆったりと観覧できるのは
ほぼ20、30年ぶりじゃないかしら。
このシステムはいいです。
少なくともわたしにはあってる。
これが続いてくれれば、
もう少し頻繁に美術館・博物館に通うようになるかもしれません。
(ただ美術館や博物館サイドはたいへんだよね。
これまでの集客をあてにできないんだから)
今年も半分すぎて
もう7月です。
自粛期間があったせいで、
どうも季節感がずれているような気がします。
まだ4月とか5月とかの気がする。
なんでしょうね、これ。
カレンダーを見ると、
「ああ、去年は朝顔の切り絵を切ったんだなあ」と思い出します。
今年のわがやのリアル朝顔はもう咲き始めましたが
切り絵はまだ切っていません。
切ろうかなあ。どうしようかなあ。
決めるのは、梅雨が明けてからにしましょう。
それにしてもカレンダーの7月を見ると
オリンピックのための変則祝日が目につきます。
この世で100%確かなことなんてやっぱりないんだと
あらためてつくづく思います。