元旦から
大好きで大事にしてる骨董の蓋碗を出してきて
鳳凰単叢などをちゃんと入れて飲んでいます。
久しぶり。
おいしいお茶は福を連れてきてくれるのです。
ひとりで飲んでも。
家族と飲んでも。
友だちと飲んでも。
おいしくないお茶でもいいのかも。
でもおいしいお茶で
好きな茶器で
まあまあきれいな空間で
音楽なんかもあったりして
楽しい会話もあったりすれば
ますます福の神が喜びます。
そうしたら
こういう切り絵を切りたくなりました。
いろいろな作業の合間をみて
さくっと描いて
余り紙でさくっと切って。
たまにはそういう切り絵をいたしましょう。
切り絵《誰になんと言われようと、わたしは愛の国にすんでいる》
ながいタイトルですみません。
昨日急に思いついた即興方法で切ってみた切り絵です。
いつもは
鉛筆で下絵を描いて
それをサインペンで清書して
コピーをとってから
紙に重ねて切り始めます。
思いついた方法は
紙に下絵用のコピー用紙を先に重ねてしまって
コピー用紙の上に
直に鉛筆で絵を描いていくという手法。
完成した下絵を切るのではなく
思うがままに描いては切ってみたら
どうなるのかなと思いついたのです。
上の切り絵では
まず中央の鳥(インコ)を描いて切りました。
それから「うーんどうしよう」と眺めて
花を足して
それからそれを抱えてキスしている女の子を切って……
というように
ひとつずつ描いては切って……
を繰り返していきました。
おもしろいです。
ただ難点はえらく疲れる。
集中力が最後の頃には切れます。
ま、そりゃそうだよね。
考える、描く、切る。
それぞれエネルギーを必要とする行為です。
それをぎゅっとまとめてやるんだから
疲れてあたりまえかも。
でもおもしろい。ワクワクします。
切り絵《春待ち鳥》
この女の子。
下絵の時には目をつぶっていて
口角も下がっていて
寂しそうだったんだけど
鳥たちを切り終わったところで
うーん。違う。
と思って
口角を上げ
目を開くことにしました。
春待ち鳥。
ううん。
むしろ春呼び鳥かなあ。
お正月を迎えると
まだまだ本当は寒いんだけれど
ぐっと春が近くなった気がします。
初切り〜楽しく幸せに
2022年1月2日。
初切りです。
明るく楽しく幸せな切り絵を切りたくて
赤色の紙で
ラブラブな鳥たちを切りました。
ナイス♡
思えば
2021年はわたしにとっては低調な年でした。
秋ぐらいには復活するかと思いきや
全然戻らず
年末まで持ち越して
「これは来年もだめかも〜〜」
「もう一生だめかも〜〜〜」と
スーパーどんよりしていたのですが、
大晦日の夜にふと
「どんよりしてるのって、自分が好きでなってるのかも」と
ひらめいて
一気に気分が軽くなったのです。
自分が好きに落ち込んでる。
自分が好きに自己嫌悪してる。
自分が好きに切り絵のことを嫌いになってる。
……のかも。
まだ確信はないので経過観察中ですが
年末に比べるとはるかにいい感じです。
自分のあり方や
自分のつくった切り絵や作品や
そういったことを
自分で勝手に勝ち判断するのはやめようと思います。
←やらないように心がけていても
ついついやっちゃうのよね。
←まあ、生きてると、垢はつくもんね。
←落ち込むのはそういう垢がたまってるのかもね。
←独り言でした。ちゃんちゃん。