そのほっぺた〜トラ



ずっと前の切り絵です。
二つ折りにして切る対称図案です。


《そのほっぺたがほしい〜オカメインコ》を切ったら
ものすごく楽しかったので
第2作。
今度はトラを呼んできてみました。


トラにほっぺたをつけると
なんだかかわいいね。



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さて今日はグループ展が終わった翌日。
本当なら半日出かけたいところでしたが
うちのコザクラインコの松子が
朝からひっついていて
寂しそうな上目遣いをするのです。


ここのところバタバタと忙しくて
留守にすることも多かったからからね。
お留守番ばっかりだったもんね。
そこで急遽予定を延期して
今日は「松子に尽くすデー」です。


とはいっても
そろそろ切り絵したいな〜。
松子のご機嫌がなおったら
色紙づくりや下絵づくりに取り組んでみようかと思います。




一念発起

切り絵《with a black cat》




なんとなくずっと低空飛行状態で
そのためかどうかはわからないけれど
ここのところ作る切り絵も黒ベースの暗い感じのが多いのです。


そういうものを作っているから
さらにどよーんとしてしまい
どよーんとするから
また暗めの切り絵を切っちゃうという
悪循環もまたあるのかも。


それならいっそまったくやらないでいるとどうなるかなあと
切り絵の手をとめたら
あらら、もっとどよーんとするではないですか。
体調まで悪くなるしさ〜。
体調が悪くなると
さらにどよーんとしますよね。
健康は大事。


ということで一念発起。
色付けをしてみることにしました。


一から図案を描いて切って色付けするのはハードルが高いので
これまで切ってあったもので色付けしてないものに
色付けをすることに。


やってみたらやっぱり
なんとなく楽しい、、、かな?


気づいたのですが、
色付けにはかなり神経とエネルギーを使います。
上の小さな切り絵の色付けに加えて
もうひとつ別の切り絵の色付けもはじめたのですが
ちょっとたいへんで
途中で「また明日〜」になりました。
ベースの切り絵を切るよりも根性がいるかも。

切り絵《希望》



暗い蝶シリーズです。


羽がボロボロになった蝶。
もう飛べないのかも。
みんなにおいていかれてしまったのかも。
どうしていいのかわからない。
悲しみと絶望に打ちひしがれているのでしょう。


その前にふわりと小さな蝶が……。


どんな絶望の中にも
小さな灯りはあるのだと思います。
ちょっと視線をあげて
あたりを見回してみる。
そんな余裕が出てきますように。




【お知らせ】
11月19日(金)より始まる『暦展』@国分寺くるみギャラリーですが
いまのところ
21日(日)、27日(土)、28日(日)に在廊予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。

暗い蝶

切り絵《片羽》



まだまだ蝶が続いています。
飽きやすいわたしにしてはブームが長いなあ。
一度違うほうに行きかけたのですが
また戻ってきて蝶々です。


……でも暗い。
暗くない?
暗いよね?


暗いというか
意志があるというか
運命的というか
ドラマチックな蝶です。