切り絵≪きぶん≫

切り絵≪きぶん≫



ここのところずうっとダウン気味です。
年に1、2回はこんな風に落ち込むことがあるんです。
ならないように
ふだんからいろいろなおまじないのような努力をしているんですが
それでも
ふっと穴ぼこに落ちるように
鬱々としてしまうことがあります。


これまでは
その原因をいろいろと探って
対策を探ったりしてみたんですが
どうやら原因があってもなくても
対策をしてもしなくても
あんまり大勢に影響はないみたい。


なので今回は嵐が過ぎゆくのを待っています。
過ぎゆくといいなあ。


何をしてもあまり楽しくないので
楽しいと思ってもあっという間に覚めてしまうので
実は切り絵をやっていてもイマイチです。
でも今日は切りたい感じのものを探って
ちょっと切ってみました。


こんな「きぶん」なんです。

紙切れ





うちのコザクラインコの松子と小さな鹿



気分がのらない日。
ひとつ、切ってみたものの、なかなかうまく切れず、
そういうときは
続いて切る予定だった作品に
手を出すのをためらいます。


気分って大事だし。
予感ってたいてい当たるので。
そういうときはやめるのが無難。
経験からそう学んできました。


切り終えた作品の余った紙切れから
小さな鹿をひとつ。


鉛筆でさくっと描いただけのものですが
こういうのをさくさくたくさん
適当に切っていくのも楽しそうです。
今度やってみようかな。

あひるブーム

切り絵《with a duck》



しばらくのあいだ、牛ブームが来ていて、
続いて蝶々ブームだったのですが、
なぜか突然あひるブームに突入してしまいました。
なにかを見たわけではありません。
なにかにひかれたわけでも
あひるを見に行ったわけでもありません。


突然、あひるかガチョウを切りたくなったの。


鳥は好きだけど
あひるはあまり切ったことがないなあ。
かわいいのになあ。
どうしてだろう。


そしてこういう突然ブームは
来る時と同じように
すばやく風のように去っていくのです。