『暦展』始まってます



ブログにするのが遅れてしまいました。
『暦展』@東京国分寺 くるみギャラリー
始まっております。


今年は
例年のような卓上カレンダーと
上のモノクロ虎さんの壁カレンダー(和紙・一枚もの)を
つくってみました。

こんな感じ。
上に貼ってあるのが壁カレンダー(一枚もの)です。
虎さんの切り絵原画も2つ展示しました。

例年の卓上カレンダー表紙です、

卓上カレンダーの中身。
12ヶ月はこんな感じ。




あと1週間の展示。
23日(祝日)は休廊ですが、
お待ちしております。



●暦展 @国分寺くるみギャラリー
2021 11月19日〜11月28日(日)
12:00〜18:00(最終日~17:00)
23日(火曜)休廊

東京都国分寺市本町2-18-16
042-312-2963
https://www.kurumi-gallery.com

●参加予定作家
オガサワラマサコ
柏木リエ
佐伯陽子
高田佳子
茶々あんこ
中村好至惠
服部奈々子
森キヲノリ
HUIT
杉谷知子










一念発起

切り絵《with a black cat》




なんとなくずっと低空飛行状態で
そのためかどうかはわからないけれど
ここのところ作る切り絵も黒ベースの暗い感じのが多いのです。


そういうものを作っているから
さらにどよーんとしてしまい
どよーんとするから
また暗めの切り絵を切っちゃうという
悪循環もまたあるのかも。


それならいっそまったくやらないでいるとどうなるかなあと
切り絵の手をとめたら
あらら、もっとどよーんとするではないですか。
体調まで悪くなるしさ〜。
体調が悪くなると
さらにどよーんとしますよね。
健康は大事。


ということで一念発起。
色付けをしてみることにしました。


一から図案を描いて切って色付けするのはハードルが高いので
これまで切ってあったもので色付けしてないものに
色付けをすることに。


やってみたらやっぱり
なんとなく楽しい、、、かな?


気づいたのですが、
色付けにはかなり神経とエネルギーを使います。
上の小さな切り絵の色付けに加えて
もうひとつ別の切り絵の色付けもはじめたのですが
ちょっとたいへんで
途中で「また明日〜」になりました。
ベースの切り絵を切るよりも根性がいるかも。

切り絵《希望》



暗い蝶シリーズです。


羽がボロボロになった蝶。
もう飛べないのかも。
みんなにおいていかれてしまったのかも。
どうしていいのかわからない。
悲しみと絶望に打ちひしがれているのでしょう。


その前にふわりと小さな蝶が……。


どんな絶望の中にも
小さな灯りはあるのだと思います。
ちょっと視線をあげて
あたりを見回してみる。
そんな余裕が出てきますように。




【お知らせ】
11月19日(金)より始まる『暦展』@国分寺くるみギャラリーですが
いまのところ
21日(日)、27日(土)、28日(日)に在廊予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。

暗い蝶

切り絵《片羽》



まだまだ蝶が続いています。
飽きやすいわたしにしてはブームが長いなあ。
一度違うほうに行きかけたのですが
また戻ってきて蝶々です。


……でも暗い。
暗くない?
暗いよね?


暗いというか
意志があるというか
運命的というか
ドラマチックな蝶です。