ゆうべのお月様、
みなさん、ご覧になれたでしょうか。
わたしが住む東京では最初曇っていて見えなかったのですが、
そのうちにぐんぐんと雲が晴れ
みごとな大きな満月を見ることができました。
さて、
うさぎを切ってたら
もうひとつうさぎが登場しない月の切り絵を切りたくなりました。
これは
東京国立博物館にある『李白吟行図』をもとにしたもの。
オリジナルの李白さんは盃を手にしていませんし、
ちょっと(いや、かなりかな?)おデブになっちゃったけどね。
そして李白の有名な漢詩『月下独酌』から
一節引いてきました。
和訳すると
「杯を挙げて名月を迎え」
というフレーズです。
中秋の明月2021
2021年の中秋の名月は9月21日です。
今年は(東京地方は)お天気がよさそうなので
きれいなお月様がみられそうです。
中華圏ではこの日は中秋节。
我が家では月餅を食べます。
(月見団子も食べることもあります)
今年の切り絵は白兎と黒兎。
仲良しです。
団子バージョン(上)と
酒飲みバージョン(下)。
白兎は下戸なのでもうとっくに酔っ払ってしまいました。
切り絵《普賢》
今年の個展に出していた切り絵《普賢》です。
お気に入りの一枚です。
普賢。つまり普賢菩薩です。
普賢菩薩をググると
「仏の悟り,瞑想,修行を象徴する菩薩。
仏の教化や衆生済度をたすけるとされる。
文殊菩薩とともに諸菩薩の上位にあって
釈迦如来の右脇侍。
白象にのった姿であらわされる
……と出ています。
そう。
本来は白象に乗ってるんだけどね。
ここでは白犬です。
白い大きな犬が大好きなので。
象じゃなくても……「まあ、いいじゃないですか。
あっという間にまた着替えた
先日着替えたわたしのスマホ切り絵ですが、
もう新しいのに着替えました。
前のは
今の気分にとってなんとなく違和感があったみたいです。
これは好きなモチーフです。
長い髪の毛の女性。
そして今のマイブーム:
上を向いている
顎と喉のラインがきれいな女性。
タイトルは一応《ウンディーネ》です。
オンディーヌでもなく
セイレーンでもなく
なぜかドイツ語でウンディーネ、って感じ。
しばらくはこれで行こうかな。