↑の切り絵には木も父も登場しませんが
どうしてもこのタイトルにしたかったので
あえてそのままタイトルにつけました。
いろいろタイトルを考えたんだけど
どれもイマイチで。
この男の子(いちおう)をそのままに
大きな木を入れたモチーフでいつか切ってみたいと思っています。
本当ならもう少し寝かせて
下絵を練って描いて切ればいいのですが
このところのいろいろで
心が持って行かれていてやばいので
どうしてもこの男の子を切っておきたかったのです。
男の子は
父親が死んだ大きな木の下でたたずんでいます。
父の死は落とし穴なのです。
男の子は
落とし穴のようにあいている「死」に気づいてしまった。
彼はこれから注意深く道を見つめながら
穴に落ちないように歩いていくしかないのです。
でも落ちてしまうかもしれない。
並んで歩く人が落ちても
前を行く人が落ちても
後をついてくる人が落ちても
それはそれで運命だと。
だって「死」は落とし穴なのですから。
…………
もう少し練って
そういう切り絵に仕上げたいと思っています。
できるかなあ。。。。。