切り絵《ひきこもり》&ジグゾーピース

切り絵《ひきこもり》
制作年:2025.7
素材:藍染三椏和紙
作品サイズ:110mm(左右)×110mm(天地)
価格:未定

路地の奥にある昭和の平屋で
訪れる人もなく、こちらからもどこにも赴かず、
夏の日差しのなかの雑草と夏草と睡蓮と
毎日精力的にご飯を食べにやってくるスズメ軍団を
眺めるだけの毎日を過ごしています。
そんな感じの作品です。《ひきこもり》。
毎日暑すぎるので、藍色の和紙で切ってみました。


相変わらず低空飛行中ですが
時々はっとするようなこと、
きゃーっって思うくらい好きなこと、
心を揺らすことなどに出逢います。
それは映画だったり、小説の一説だったり、SNSの一言だったり。
最近では音楽もそうかな。
40年間ぐらい嫌いだったJPOPというやつを最近聴くようになり
好きなグループやアーティストが増えています。
いろいろな発見もあって、
また「ああ、こういうの好きだったよな」って再発見もあって、
これまでまったく仮死状態だった自分の何かがぶるぶるっと目覚める気がします。


そういう小さなピースを拾う毎日。


拾ったピースが
自分の大きく欠けたところにはまるかどうかはわからないし
はまっても数日後にはぽろっと落ちちゃったりもする。
そんな感じで自分というジグゾーパズルをしてる気がする今日でした。


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切り絵《たのしいシカ、幸せなシカ、走っていくよ》

切り絵《たのしいシカ、幸せなシカ、走っていくよ》
制作年:2025
素材:越中染め紙
作品サイズ:160mm正方
価格:未定

相変わらず低空飛行中です。


ウィルス性胃腸炎で1週間寝込んだことをきっかけに、
何もしたくない病にかかってしまったようで、
どこにも行きたくない、本も読みたくない、
映画も見たくない(国宝は見たけど)、ドラマにものらない、
趣味の洋裁や刺繍もしたくない、お菓子もつくりたくない、
なにもほしいものもない、切り絵もしたくない。切り絵もしたくない。
……で、どろどろーっと家で溶けております。


今日はなんだかちょっとだけやる気が見えたので
昔描いた図案を引っ張り出して切ってみました。
切るのは単純作業だから、気楽だし、
それでも手を使えばカンフル剤になるかなと思って。


ただ、一個だけ違うことをしました。
紙をかえてみました。
これは先日和紙屋さんで買った越中染め紙です。
赤が深いというか暗いというか青みがかってます。
そしてすごく切りやすい!
すごく切るのが楽しい。
切るという肉体的行為をシンプルに楽しめます。
いつも切ってる洋紙よりもストレスが少ないんだよな。
ただなー。和紙はやっぱり高いんだよな〜。


次回は同じ和紙でも黒色を切ってみようと思っています。

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さらけ出しちゃえ


6月のオンリーワン・自分家だけのカレンダーです。
これも折り紙を四つ折りにして切ったもの。
6月といえば梅雨で
梅雨といえばカエルという単純な発想です。
気に食わなくなったら月半ばでもまた新しく作るかも。


放置気味のこのブログですが
できれば個人的な思いや悩みやそんなことを
あまりここには書きたくないなあ、
作品だけアップしていこうかなと思っていました。
でも思ってることも、どこかには書きたい。
どうしよう。noteにでも登録して書くかなあ。
でもわざわざまたSNSを増やすのも嫌だなあ。どうしよう。


このHPを作る前はアメブロをやっていて、
その頃は人生観的なことをよく書いていたのですが
なんでかな、ここでは書きにくい(書いてるけど)。


作品に、私の思いや悩みをつなげたくはなかったのです。
でも作品はそういうものを通してできてくるわけです。
そういう悩みや苦しみや幸せや発見や落ち込みがなくては
作品ってできないのかもしれない。
だから開き直って、
「こんな私だけど、こんな作品ができました」でいいんじゃないかなあ。
よく見せる必要もないし。
よく見てもらう必要もない。
幻滅されてもいい。
見下されてもいい。
そんなふうに腹をくくってもいいんじゃないかなと思っています。


なので、ここでは作品を紹介するだけじゃなくて
もう少し私が思うことを書くかも……。
(まだ抵抗が少しあるのよね〜〜〜)


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呪いの言葉に


切り絵《散歩のとちゅうで》
制作年:2024
素材:三椏和紙(濃藍色)
作品サイズ:240mm(左右)×200mm(天地)
価格:50,000円(額装済・税込)



誰かが何気なくあなたに言った言葉が
言われた本人にとって呪いになることはあります。
その相手は親だったり先生だったり
あるいは親友だったり上司だったりさまざま。
目上の人だけじゃなく
年下の人に言われても呪いになることもあります。


個展のたびに私が思い出す
かつて言われた言葉があって。
それは私にとって一種の呪いのようにこびりついています。


でもね。
何年も前にかけられたその呪いを
「ああ、そういえばあの時こう言われた」とか
「あの呪いがまだ生きてるから悩むんだ」とか
「ああならないようにがんばらないと」とか
「呪いの通りになったらどうしよう」とか
思い出さないほうがいいんじゃないかと急に思い立ちました。
思い出すことこそが
その呪いの効力をよみがえらせて
さらに強力にするんじゃないかと。


難しいのかもしれないけれど
忘れちゃったほうがいいんですよ。
できるだけできるだけ遠くの放り捨てる。
「えーい、戻ってくるなああ」って放り投げて
後ろを振り返らずに走って逃げましょう。


そういえば節分の豆を拾って辻に捨てに行ったら
後ろを振り向いちゃいけないんですよね(うちの故郷では)。
鬼がついてくるから。


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