予約システム大賛成



Eテレ「日曜美術館」でやっていた棟方志功特集をみていたら
無性に彼の作品をみたくなりました。
ちょうど日本民芸館で展示をしているというので
予約をとってみに行ってきました。

あーーー美術館にいくの、ものすごく久しぶり。
今年に入って初めてだよ。

コロナ前の東京の美術館や博物館は
いつもどこも超こんでいて
行くたびに人の毒気に当てられてしまうので
最近ではとんと足が遠のいていたのです。
前もって予約していくシステムはめんどくさいけれど
実際に赴くと、人が少なくて、とても快適。
おめあての棟方志功作品を
じっくりゆっくりたんまり拝見してきました。

しあわせ。

ところで
ほんとに人の毒気に当てられるってすごくあるのです。

とても素敵な仏教芸術を見にいって
そこで交わされるおばさまおじさまたちの
ものすごく現世的でもやもやもやする会話を耳にして
吐きそうになったことも数知れないのです……。

そして調子に乗って
その翌週は国立東京博物館の「きもの展」を予約して見に行きました。
通常ならわんさかすぎる人の群れで
とても間近で展示物を見ることなんてできません。
でも予約制なので人がとっても少なくて
どの作品も真ん前でじっくり見ることができたのです。
トーハクでこんなにゆったりと観覧できるのは
ほぼ20、30年ぶりじゃないかしら。


このシステムはいいです。
少なくともわたしにはあってる。
これが続いてくれれば、
もう少し頻繁に美術館・博物館に通うようになるかもしれません。
(ただ美術館や博物館サイドはたいへんだよね。
これまでの集客をあてにできないんだから)

今年も半分すぎて

もう7月です。

自粛期間があったせいで、

どうも季節感がずれているような気がします。

まだ4月とか5月とかの気がする。

なんでしょうね、これ。



カレンダーを見ると、

「ああ、去年は朝顔の切り絵を切ったんだなあ」と思い出します。

今年のわがやのリアル朝顔はもう咲き始めましたが

切り絵はまだ切っていません。

切ろうかなあ。どうしようかなあ。

決めるのは、梅雨が明けてからにしましょう。



それにしてもカレンダーの7月を見ると

オリンピックのための変則祝日が目につきます。

この世で100%確かなことなんてやっぱりないんだと

あらためてつくづく思います。