日記を書いてみる

切り絵《あたたかい場所》
制作年:2025
素材:藍染三俣和紙
価格:未定


副題に「一体何回目?」ってプラスしたいけど、
日記をまたまたつけ始めました(燃え殻さんのメルマガ日記に影響されて)。
それもスマホやPCにタイピングするのではなくて
手書きでノートに書いていく方法。
日記を始めたもうひとつの理由は
最近手書きで文字を書くのがものすごく苦痛だからです。
漢字も忘れつつあるし。
いかん、少しは手で文字を書かないと。
ただねえ、手書きだとスピードがすごく遅い。
じれったいし、めんどくさいけど、それでもやってみています。

まあ、三日坊主よね、どうせ。
と思っていましたが、今のところ1週間以上続いています。
文字だけだとつまらないので
挿絵みたいなのもついでに描いてます。
(描く練習や、考える練習にもなるしね)


って思っていたら、ジャーナルを書く時に気をつけるべしって文章に出会いました。
自分の心の中を文章にすることh、ただ単純にいいとは言えないって。
もしもネガティブや自己否定などばかり書き連ねていたら
それがかえって自分の心にはねかえって溜まって
メンタルをさらに悪化させてしまうこともあるとのことです。


さもありなん。でしょう?
確かに、と思います。
書く内容も気をつけないとね。
自己反省よりも、
その日楽しかったことやおもしろかったことを
思い出して書いてみたいと思います。

切り絵『その日の天使〜ワンコ』

11月の展示2つが無事に終わりました。
お買い上げいただいたり、
見にきてくださったり、
SNSなどで反応してくださったり、
さまざまなかたちでの応援、いつもありがとうございます。
本当に心から感謝です。
今年はもう展示もワークショップもなく
(あ、無料の体験会がひとつあります。また追ってお知らせします)
お待たせしているオーダーに取り掛かろうか、と思っております。


*********
さてさて雑記。
メーリングリストに登録したので
エッセイストの燃え殻さんの日記が毎朝メールで送られてきます。
ある日の日記に
中島らもさんのエッセイに登場する「その日の天使」のことが書かれていました。
「その日の天使」とはもともと
Doorsのジム・モリソンが歌う歌詞に出てくる「the day’s angel」。
以下中島らもさんの文章から引用です。


————————-
一人の人間の一日には、必ず一人、
「その日の天使」がついている。

その天使は、日によって様々な容姿をもって現れる。
少女であったり、子供であったり、
酔っ払いであったり、警察官であったり、
生まれて直ぐに死んでしまった、子犬であったり。
心・技・体ともに絶好調の時は、これらの天使は、人には見えないようだ。
逆に、絶望的な気分におちている時には、
この天使が一日に一人だけさしつかわされていることに、よく気づく。

こんな事がないだろうか。
暗い気持ちになって、冗談にでも
”今、自殺したら”などと考えている時に、
とんでもない友人から電話がかかってくる。
あるいは、ふと開いた画集かなにかの
一葉によって救われるような事が。
それは、その日の天使なのである。

————————-

ふーんと感心しました。


最近は暗い気持ちでどーんと落ち込んではいないので
私の「その日の天使」はありがたいことに
なかなか現れてくれないんだけど、
でもそれっぽい天使は登場してる気がします。
たぶん人じゃなくてもいいんですよね。


ある日、武蔵御嶽神社神楽殿での展示に在廊するために
参道で出会った大きな優しいおりこうなワンコも
わたしにとっては「その日の天使」でした。


「その日の天使」探しはおもしろいですよ。


切り絵《大きなワンコ〜その日の天使》
制作年:2025
素材:洋紙

切り絵《boys》新旧2点

少年とワンコの切り絵を切った。
額に入れて玄関に飾ってみた。
ん? 違和感。すごい違和感がある。
????
!!!!
海パンを履いてる夏の少年の絵なのに、
少年の肌が白すぎるのだよ。


そこでつくりなおすことにしました。
日焼けした肌の少年。
木とかも増やしました。
海パンの色とかワンコの色とか魚の色とか
作ってる途中でかわってしまいました。
でもこっちのほうが夏っぽくていいわ。

違和感があった最初の作品。ね、白肌でしょ?

切り絵《boys 》
制作年:2025
素材:洋紙、和紙、端紙
作品サイズ:110mm(左右)×100mm(天地)
価格:未定
こんがり色の肌になりました。

切り絵《boys 》
制作年:2025
素材:洋紙、和紙、端紙、水彩絵具
作品サイズ:150mm(左右)×130mm(天地)
価格:未定


————–
さて、最近の私は久しぶりに追っかけ魂が復活しそうになっています。
(いやいや、しないけどさ。体力と財力がないからさ)


きっかけは、春頃見ていた中国ドラマ。
そのエンディング曲『何奈何』をもっと聞きたくてググったところ
その動画の下に出てきていたのが『ROSE』というMVだったのです。
JPOP嫌いの私にしては珍しく興味のままに見てみたら
「えええええ?これ日本の女の子?まじ?」と大ショックを受けたのでした。
日本のガールズグループというと
みんな長髪で可愛くて細くてぶりっ子で……って感じだと思っていたのに
そのイメージを覆す人たちだったから。
逞しい。強い。泥をかぶって踊る。
しかもダンスはめちゃ上手いし、歌も上手い。


そこから彼女たちが出てきた、ちゃんみなのオーディション「ノノガ」を全部見て、
続いて同じ会社(BMSG)のボーイズグループのオーディション「ザスト」にはまり
今ではその「ザスト」から4年前に誕生したBE:FIRSTにはまってしまいました。


いやいや。すごいんだもん。
ダンスがまずなんと言ってもすごいんだもん。
ダンス力も技術もすごいしコレオもすごい。
BE:FIRSTもHANAも口パクしないんだよ。生歌で踊りまくるんだよ。


年甲斐もなく、なんて言ってくださるな。
何歳になってもいいものはいいものだし、
バンバン好きになっていいんだと思います。
だいたい人に「これ、好きになっていいですか?」って断る必要もないしね。


そして来年もまだこのマイブームが続いていたら
ライブやコンサートやフェスなどで
彼ら彼女らの生声を聞いてみたいなあとこっそり企てているのです。
やっぱりしんどい毎日を生きていくためには
楽しい目標が欲しいよね。
それがないと、日に日に元気が削がれていくと実感しています。

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ブログ&ギャラリーで紹介している切り絵作品は
原則的に額装のうえ販売いたします。
在庫確認や、大きさや価格など詳細については
当HPのコンタクトページからお問い合わせください。

切り絵《ひきこもり》&ジグゾーピース

切り絵《ひきこもり》
制作年:2025.7
素材:藍染三椏和紙
作品サイズ:110mm(左右)×110mm(天地)
価格:未定

路地の奥にある昭和の平屋で
訪れる人もなく、こちらからもどこにも赴かず、
夏の日差しのなかの雑草と夏草と睡蓮と
毎日精力的にご飯を食べにやってくるスズメ軍団を
眺めるだけの毎日を過ごしています。
そんな感じの作品です。《ひきこもり》。
毎日暑すぎるので、藍色の和紙で切ってみました。


相変わらず低空飛行中ですが
時々はっとするようなこと、
きゃーっって思うくらい好きなこと、
心を揺らすことなどに出逢います。
それは映画だったり、小説の一説だったり、SNSの一言だったり。
最近では音楽もそうかな。
40年間ぐらい嫌いだったJPOPというやつを最近聴くようになり
好きなグループやアーティストが増えています。
いろいろな発見もあって、
また「ああ、こういうの好きだったよな」って再発見もあって、
これまでまったく仮死状態だった自分の何かがぶるぶるっと目覚める気がします。


そういう小さなピースを拾う毎日。


拾ったピースが
自分の大きく欠けたところにはまるかどうかはわからないし
はまっても数日後にはぽろっと落ちちゃったりもする。
そんな感じで自分というジグゾーパズルをしてる気がする今日でした。


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