12月の教室/WS予定です

切り終わった後、残った下絵の紙です。
お借りしました。


11月の切り絵教室(八王子 宝蓮華さん)と
切り絵ワークショップ(代官山come cafe Osamu barさん),
それぞれ終了しました。
教室とワークショップと言い方をかえていますが
やっていることは同じです。
ただし今月は、八王子ではアイロンプリントを
代官山では通常の切り絵というちょっと変則的内容でした。


代官山でワークショップを開くのは3年ぶり?4年ぶり?
コロナが流行り始めてからずっとお休みしていました。
前に来ていてくれた方たちがありがたいことにいらしてくださって
「もう忘れちゃった」
「できるかしら」と言いながら
スパスパ切っていらして安心しました。


12月も八王子と代官山、両方でやります。
12/2(土曜) 14時〜16時 代官山come cafe Osamu bar
12/12(火曜) 13時半〜15時半 八王子宝蓮華
✴︎どちらも参加費4000円(お茶お菓子つき)
✴︎道具類はすべてご用意します。メガネだけ忘れずに。


12月はクリスマス図案1つと来年の干支の龍図案1つを
ご用意する予定です。
(もっか一生懸命考えてるよ〜)


初めての方も、久しぶりの方も、
チャレンジしに来てください。


詳しくはLesson & eventページをご覧ください。
また質問等があれば、
コンタクトページからお問い合わせください。

クーばあちゃんの魔法の花空間

虫(さそり?)をくわえた鳥

日中美術館(東京・飯田橋)で開催されている
『クーばあちゃんの魔法の花空間』に行ってきました(〜11/5まで)。
無料ですし、
作品をすぐ近くでじっくりゆっくり見ることができるので
おすすめです!


クーばあちゃんとは
中国の切り絵の女神と呼ばれる庫淑蘭(クー・シューラン)。
中国切り絵(剪紙・せんし)というと
一枚の紙をハサミで切っていくというのが一般的ですが
クーばあちゃんの手法はそうではありません。
たとえば猫の形に切った紙の上に
細かく切った模様や円を重ねて貼っていくのです。
色も限定的だし
模様もそれほど多岐にわたっているわけではないのですが
その組み合わせでできた作品には
ものすごい量のエネルギーと愛情があふれています。


うろ覚えですが
確かクーばあちゃんはとても貧しくて
他の女性のように自由にたくさん紙を使えなかったとか。
そして彼女たちが切り落とした紙端を拾って持って帰り
それを小さな円形に切ってためておき
自分の作品に使ったそうです。

蓮の花

10数年前に
このクーばあちゃんの作品が銀座で展示されたことがありました。
その時にも見に行ったのですが
その時と今回見た感想が自分のなかで全く違うのに
実はびっくりしました。


前回は、その煌びやかさに圧倒されたのですが、
今回はそれよりも
ひとつひとつのパーツを切りながら貼りながら
「ああかなあ」「こうかなあ」と作品をつくっていく……
なんて言うのかなあ、
おばあちゃんの幸せな日常みたいなものを感じたのです。
アートというよりは日々の楽しみ、かな。
わかんないけど、
人に見せるものというよりは自分が楽しかったのかな、と。
とにかく幸福感があふれている作品群でした。


会期中もう一回は見に行きたいと思っています。

気が済むまで〜2023.9月の黒髪

切り絵《黒女侠》
制作年:2023
素材:洋紙
作品サイズ:80mm(左右)×100mm(天地)
価格・未定


黒髪を切りたい衝動がとまりません。
そろそろやめて、ほら、干支の切り絵を考えないと、
間に合わないよと
理性がしつこく勧告してくるのですが
ハートが納得してないのよね。


今回はそのハートが納得するまで
黒髪シリーズを描いて切ってみることにしました。
気が済むまでやれば
気が済むよね。
インスタで他の作家さんの作品を見ていても
同じようなモチーフをしばらくずっと作っている人も
少なくないのです。
いいじゃないかい。
好きにやろうよ。

切り絵《よこがお》
制作年:2023
素材:洋紙
作品サイズ:100mm(左右)×110mm(天地)
価格・未定
切り絵《花にささえられて》
制作年:2023
素材:洋紙
作品サイズ:100mm(左右)×140mm(天地)
価格・未定

とりあえず3つ。
まだ続くかな〜〜?


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